DZ Pass活用シナリオ
実際の業務でどのように活用されているか、具体的なシーンをご紹介
1日の業務フロー
朝の始業時
従来の方法
- 1. PCを起動
- 2. パスワードを思い出しながら入力
- 3. 入力ミスで再入力(月曜日は特に多い)
- 4. 各種アプリケーションに個別ログイン
- → 例えば業務開始まで平均5分
DZ Pass導入後
- 1. PCの前に座る
- 2. 顔認証で自動サインイン
- 3. DZ Linkで業務アプリも自動ログイン
- → 業務開始まで30秒に短縮可
日中の業務中
会議のための離席
席を立つだけで自動的に画面ロック。機密情報が表示されたままになる心配がありません。
急な来客対応
覗き見検知機能が作動し、第三者が画面を見ようとすると警告表示。情報漏洩を防ぎます。
会議からの復帰
PCの前に戻るだけで自動的にロック解除。すぐに業務を再開できます。
終業時
PCから離れるだけで自動的にロックされるため、急いでいる時でも確実にセキュリティが保たれます。 ログアウト忘れによる残業や、セキュリティ事故の心配がありません。
年間で約20時間の時間節約も可 = 2.5営業日分の生産性向上
職種別の活用シーン
営業職
外出先からの帰社時
顧客情報をすぐに確認。パスワード入力の手間なく、商談内容を即座に入力できます。
オンライン商談中
画面共有中でも覗き見検知が作動。機密情報の漏洩を防ぎながら、スムーズなプレゼンテーションが可能。
経理・財務
決算期の繁忙時
頻繁な離席でも自動ロック・解除により、機密性の高い財務データを確実に保護。
監査対応時
すべてのアクセスログが記録され、誰がいつどのデータにアクセスしたか明確に。
開発者
コードレビュー時
レビュアーとの議論で頻繁に離席しても、開発環境へのアクセスは常に保護されます。
長時間作業時
複雑なパスワード入力の手間なく、顔認証で素早くアクセス。作業効率を維持。
医療従事者
緊急対応時
患者対応で急に席を離れても、電子カルテは自動的に保護。
共有端末使用時
マルチユーザー認証(共有アカウントモード)で、複数の医療スタッフが1台のPCを安全に共有。
法務・コンプライアンス
契約書レビュー時
機密性の高い契約情報へのアクセスを厳格に管理。監査証跡も完全に記録。
集合研修・会議時
PCから離れる際も自動ロックで情報を保護。研修中の情報漏洩リスクを防止。
人事部門
採用面接時
応募者情報を扱う際も、離席時は自動ロック。個人情報保護を確実に。
評価シーズン
センシティブな人事情報へのアクセスを、顔認証で確実に本人に限定。
導入前後の変化
導入前の課題
セキュリティ面
- • パスワードの使い回しによる脆弱性
- • 離席時のロック忘れによる情報漏洩リスク
- • パスワード共有による不正アクセス
業務効率面
- • 毎朝のパスワード入力で5分以上のロス
- • パスワードリセット対応で月10件以上
- • 複雑なパスワードポリシーによるストレス
管理面
- • IT部門の工数増大
- • セキュリティ監査対応の複雑化
- • インシデント発生時の原因特定困難
導入後の成果
セキュリティ向上
- • パスワード関連インシデント0件達成支援
- • 不正アクセス試行を検知・防止
- • 情報漏洩リスクを大幅削減
生産性向上
- • 認証時間を90%短縮可(5分→30秒)
- • パスワードリセット件数0件も現実に
- • 従業員負担減で満足度向上
管理効率化
- • ヘルプデスク・アカウント管理工数の削減
- • 監査対応時間を半分以上短縮可
- • リアルタイムでの状況把握が可能に
投資回収期間
平均6ヶ月
生産性向上と管理コスト削減により、短期間での投資回収を実現
導入事例
きらぼし銀行様

課題:シンクライアント環境の高コスト、接続ネットワークの遅延問題、3ヶ月に一度のパスワード変更運用の負担
導入規模:5,000名
成果:
- コスト90%削減を実現
- 自動認証でIDパスワード不要に
- 認証サーバ不要でアクセスがスムーズに
"今後は業務システムの利用にとどまらず、様々なお客さま向けサービスにおける利用についても可能性を検討中。" - きらぼし銀行様